川崎F　OBの鄭大世氏、田中裕介氏がホーム柏戦前の「引退セレモニー」に登場

2010年、サポーターから受け取った小麦粉を勢いよくばらまく鄭大世
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　川崎Fは28日、リーグ柏戦で、クラブに在籍経験のあるOB選手が集結したイベント「川崎OutBreakers」を開催した。試合前には、昨年現役を引退した鄭大世氏（06～10年在籍）、田中裕介氏（11～14年在籍）がスタジアムでの「引退セレモニー」に参加した。

　現在、日本代表MF三笘薫（ブライトン）が所属するプレミアリーグの解説や、ニュースキャスターとしても活躍する鄭大世氏は、みこしに乗って同じくOBの中村憲剛氏にうちわであおがれながら登場。

　「2006年から4年間プレーさせてもらえて、すごくいい思い出がたくさんあります。フロンターレのさらなる栄光と向上を待ち望んでいます」などとあいさつした。

　また、東京都1部リーグに所属するSHIBUYA　CITY　FCのスタッフとして活動する田中氏は「（在籍時は）今よりもスタジアムもクラブハウスも小さく、タイトルという星もなかった。10年が経ち、全てがそろっている。歴史の一ページに自分が関われたことを非常にうれしく思っています」と回想。「いつかまたこの場所でフロンターレと試合ができるよう、僕も自分の夢に向かって頑張っていきますので、みなさんもこの先もフロンターレの応援をよろしくお願いします」と熱くサポーターに呼びかけた。