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川崎F 小林が登里の追加点を絶賛「決めるのはやっぱり“師匠”。素晴らしかった」 柏に2―0完勝

[ 2023年5月28日 21:12 ]

<川崎F・柏>前半、ゴールを決め喜ぶ川崎F・小林(右から2人目)(撮影・西海健太郎)
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 明治安田生命J1リーグの4試合が行われ、カタール1部アルラヤンに移籍した前主将の日本代表DF谷口彰悟(31)らクラブOBが観戦に駆けつけた川崎Fは、ホームで柏に2―0で完勝してリーグ3試合ぶりの勝利を挙げた。

 FW小林悠(35)が今季リーグ戦初先発を果たし、DF登里享平(32)がキャプテンマークを巻いた一戦。前半から川崎Fらしい攻撃で決定機の嵐となった。

 前半21分にスローインを受けた相手DFからボールを奪って先制点を決めた小林は、同アディショナルタイムに決まった登里の追加点に歓喜した。喜びのあまり抱きついて左肩を痛めさせる“ハプニング”が発生し、「やばいなとちょっと焦っていましたけど、最後までいって(出て)くれたので良かった。(追加点が決まって)ほっとしたのと、ノボリだったのは特別うれしかった」と笑みを浮かべた。

 登里の追加点は、利き足とは逆の右足で、GKが一歩も動けないまま豪快に決まった。小林は「シュート練でふざけてノボリのことを“師匠”って呼んでるんですけど、“師匠が決めたわ”と思って」とにやり。師匠というあだ名の由来は、シュート練習のときにふざけて「片目つぶって」などと変なアドバイスをしてくるからだという。「決めるのはやっぱり師匠ですね。素晴らしかったですね」と絶賛した。

 自身や登里、大島らベテラン勢が川崎Fらしい攻撃をけん引しての白星。「スタメンを見てもだいぶ年齢層が高いなと思いながら入ったが、それは多分、鬼さん(鬼木監督)のメッセージ。自分たちがここまで作り上げてきたという選手たちで結果を残す、それがチームの競争につながると思ってこのメンバーにしたと思う。これがいい競争につながればいい。若い選手が僕たちのプレーを見て、“もっともっとやらなきゃ”という気持ちになってくれればチームの競争は高まっていく。価値のある勝利だった」とうなずいた。

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