代表初選出御礼！　名古屋・森下が攻守で存在感　正確クロスでアシスト「しっかりと中を見て判断できた」

明治安田生命J1第15節   名古屋2―1札幌 （ 2023年5月27日    札幌ド ）

＜札幌・名古屋＞後半、札幌・金子（左）と競り合う名古屋・森下（撮影・高橋　茂夫）
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　日本代表に初選出された名古屋の森下がアシストをマークし2―1勝利に貢献した。左ウイングバックで先発し、パスカットからの攻め上がりや粘り強い守備で存在感を示す。後半10分はスローイン後に動きを止めず、利き足とは逆の左でマテウスに正確なボールを届けて、追加点を呼び込んだ。「クロスはずっと練習してきた。しっかりと中を見て判断できた」と笑った。

　両サイドをこなす26歳は明大時代の19年に大学日本代表の一員としてユニバーシアード大会で優勝。欧州に羽ばたいた上田（セルクル・ブリュージュ）や三笘（ブライトン）も当時のメンバーで「いつか俺らが本物の代表になろう」と語り合った。「Jリーグで優勝を目指していく過程に代表がある」。注目度が高まっても自然体の好プレーが頼もしい。