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鎌田先輩やりました!東山が2年連続5度目の全国切符 C大阪内定のMF阪田が2得点

[ 2022年11月12日 18:18 ]

<東山・京都橘>前半、先制ゴールを挙げた東山・阪田は喜びを爆発させる(撮影・井垣 忠夫)
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 第101回全国高校サッカー選手権・京都府予選決勝が12日に行われ、東山が京都橘に3―0で快勝した。2年連続5度目の出場を決めた。

 カタールW杯に臨む日本代表MF鎌田大地(フランクフルト)の母校としても知られる東山は、前半18分にC大阪入団が内定しているMF阪田澪哉(3年)が右からのクロスに合わせて先制点。後半5分にもFKの流れから2点目を奪い、試合を優位に進めた。

 昨年の高校サッカー選手権では縦への突破力を武器にチーム初のベスト8進出に貢献。だが、この試合では中央でプレーすることが多かった。「動いてスペースを意識しろと言われている。個人的にはスピードを生かしたドリブルが武器だけど、それだけでは無理。どんな形でもゴールを取ると決めていたし、良かった。こういうこともできるというアピールになった」。来春から飛び込むプロの世界で生き抜いていくため、自らの引き出しを増やそうとした賜物だった。

 偉大なる先輩のことは意識している。「卒業生がW杯の舞台に立つのは凄いこと。自分もプロになるし、W杯を目指さないといけない」と阪田。福重監督は「アンダーカテゴリーの代表にも入っていない、高校サッカー選手権にも出ていない彼(鎌田)が日本代表の中心になっている。東山出身でもなれる」と機会があるたびに伝えているという。阪田もまたその可能性がある1人だ。

 「日本一しか考えていない。目標をぶらさずにやってきた。高校ラストの大会で全国優勝したい」と阪田。優勝候補の一つにも挙げられる中、選手権本大会までにさらなる上積みを目指していく。

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2022年11月12日のニュース