DF長友佑都はスーパーサイヤ人で超人ハルクで…　「プレッシャーがあればあるほど覚醒できる」

＜日本代表練習＞シュートを放つ長友（撮影・小海途　良幹）
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　プレッシャーこそ大好物だ。日本代表DF長友佑都（36＝FC東京）は12日、欧州組に先駆けてカタール入りした国内組7人での練習2日目を終えて取材に対応。「今まで数々の大きなプレッシャーを浴びてきた。それを乗り越えて精神が強くなった」と言葉に力を込めた。

　6月の国際親善試合ブラジル戦の前には、やってこそ本領を発揮してきたと自信を持っている」とFWビニシウス（22＝レアル・マドリード）封じを宣言してみせた。それも120％の自分を引き出すため。「言葉や自分の行動でも、あえてそれを取ることで自分を追い込む。追い込まれれば、火事場のバカ力じゃないけど、今まで出なかったパワーが出てくる」。

　不安や恐怖に萎縮する選手とは真逆だ。「W杯もこれだけ戦い、インテル、ガラタサライ、マルセイユとビッグクラブで相当なプレッシャーの中で戦ってきた。毎試合プレッシャーというすごい薬を飲みながらプレーした。プレッシャーがあればあるほど覚醒できる。超人ハルクになっていくような、自分が大きくなっていくような感覚がある」。まさに“メンタルモンスター”。ドイツもコスタリカもスペインも、どんと来い！だ。