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DF長友佑都が相馬に感じる懐かしさ「俊さんの思いを今、感じている」 中村俊輔との関係に思いを馳せる

[ 2022年11月13日 02:11 ]

<日本代表練習>ボールを競り合う長友(左)=撮影・小海途 良幹
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 W杯カタール大会(20日開幕)に臨む日本代のDF長友佑都(36=FC東京)が12日、練習2日目を終えて取材に応じた。“W杯仕様”で髪を金に染めた大ベテランは、この日もランニングからチームを先導。ボール使ったメニューでは初日と同様にピッチに声が響いた。

 若い頃に中村俊輔(44=横浜FC)からサッカーのなんたるかを教わった自分を見ているようだった。MF相馬勇紀(25=名古屋)が長友塾に入塾。初日は練習後のランニングを二人で行い、会話に花が咲いた。「あいつが“全部吸収したい”と言ってる。この後も僕が水泳に行くと言ったら、“一緒にやりたい”と言っていた」。

 そんな師匠とは10年W杯南アフリカ大会にともに選ばれた。あれから12年、自身4回目となる大舞台で今後は自分がイロハを授ける立場になった。「自分もこうだったなと思い出す。俊さん(中村俊輔)もうざがりながら“かわいかった”とメディアで言っていた。その思いを今、感じている。またおまえいるのかと感じるけど、可愛いな」。稀代のファンタジスタから受け継いだ“俊輔イズム”を、多くの経験で独自のものにし、“長友イズム”として継承していく。

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