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森保ジャパン 麻也痛恨PK献上&ミス…チュニジアに0-3初黒星 「モリシの日」に20年前再現ならず

[ 2022年6月14日 20:46 ]

キリン杯決勝   日本0ー3チュニジア ( 2022年6月14日    パナスタ )

<日本・チュニジア>後半、3点目を奪われ、ガックリする吉田(手前左)ら(撮影・坂田 高浩)
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 サッカー日本代表は14日、キリン杯決勝(パナスタ)でチュニジア代表と対戦し、0-3で敗れた。チュニジアに初黒星を喫し、対戦成績は5戦4勝1敗。森保ジャパンはW杯カタール大会(11月21日開幕)へ向けた6月シリーズ4連戦を勝利で締めくくることはできなかった。

 序盤、チュニジアのプレッシャーに攻めあぐねてボールを失い、カウンターを受ける場面が目立った日本だったが、伊東が右サイドで躍動した。ドリブル突破から良質のクロスを何度も送り込むが、惜しくもゴールにはつながらない。

 前半28分には鎌田のFKからのこぼれ球に、南野が走りこみ右足を振り抜くが“空振り”。前半35分には伊東が右サイドからドンピシャのクロスをゴール前に上げ鎌田が飛び込むが、これもボールを捉えることができない。前半41分、板倉のパスに南野が裏へ抜けてフリーになりゴールネットを揺らすが、これはオフサイドの判定。0-0で前半を折り返す。

 後半8分、日本は吉田がペナルティエリア内で相手を倒してしまいPKを献上。これを決められ先制を許す。1点を追う展開となった後半15分、森保監督は鎌田と浅野に代えて三笘と古橋を送り込む。すると日本はその三笘が左サイドを何度も突破しチャンスを演出するが、チュニジアの守備陣にはね返されてしまう。

 後半26分、南野と伊東に代わり久保と堂安がピッチに立つ。しかし後半31分、日本にミスが出る。自陣へのロングボールに吉田が落下位置に入るが、対応を迷っている間に相手に入れ替わられてボールを奪われ、フリーで走りこんだサシに追加点を許す。

 日本はその後も三笘、久保、堂安を中心に攻め込むが、焦りからか、チュニジアの固い守りを突破できない。アディショナルタイムには、前掛かりになったところをジェバリに奪われて長い距離を持ち上がられ、ミドルシュートから決定的な3点目を奪われ、0―3で終了。日本はチュニジアに初黒星を喫した。

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