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J1神戸が“糸電話”でファンと“無料通話” 古風で斬新すぎる?ファンサービス実施

[ 2022年6月14日 13:05 ]

神戸の山川(左)と前川が練習後のファンサービスで、ファンと糸電話で会話する
Photo By スポニチ

 J1神戸が14日、今月2度目となる公開練習を行った。約1時間30分の練習後には斬新なファンサービスを提供し、詰めかけた観衆を沸かせた。

 このコロナ下において、直接ファンと選手が接する機会を持てないことを憂慮したファンクラブ運営担当が知恵を絞り、編み出したのが「糸電話」だ。一致団結ならぬ“一糸団結”の号令の元、トレーニングを終えたGK前川黛也(だいや)と、DF山川哲史がファンが見守るスタンドに近づき、数メートル離れてファン1人につき約20秒ほど会話した。

 山川が前日13日に一般女性との入籍を発表したこともあり、ピンと糸を張ったファンから「おめでとうございます」と声をかけられると、受ける山川が「ありがとうございます。もっとゴールを決められるように頑張ります」と返事。十数人が繰り返し“無料通話”を楽しんだ。

 やや原始的な方法ではあったが、前川と山川は終始リラックス。「また日本代表に選ばれるように頑張ってください、と声をかけていただいた」(前川)、「皆さんに入籍を祝福していただいた」(山川)と双方は満面の笑み。18日柏戦から再開されるリーグ戦へ向け、リフレッシュのひとときを過ごしたようだった。

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