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日本代表・三笘 攻撃のバリエーション増加訴える「いろんなものを持たないと」 途中出場から好機演出

[ 2022年6月14日 23:01 ]

キリン杯決勝   日本0ー3チュニジア ( 2022年6月14日    パナスタ )

<日本・チュニジア>後半、ドリブルする三笘(右)=撮影・小海途 良幹
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 サッカー日本代表のMF三笘薫(25=サンジロワーズ)がチュニジア戦(●0―3)を終えてオンライン取材に応じ、攻撃のバリエーション増加の必要性を訴えた。「チームとしてどういうふうに攻めていくのか、決まり事ではないですけど、いろんなものを持たないといけない」とした。

 ミスから3失点した守備の拙さが目立ったが、、攻撃でも課題は多かった。ゴールを奪う上で足りなかった点について「シンプルに最後の質と、もう少し人数を掛けながらゆっくり攻める必要があった。チームとして揺さぶりながら攻めるところなどが必要」と指摘。「個人でのコミュニケーションで立ち位置をこういうふうにしてくれというのは言っているが、チーム全員としてそれを共有できているかというとそうじゃないところは多い」と語った。

 自身は後半15分から途中出場し、切れ味鋭いドリブルで左サイドを何度も切り裂いて数々のチャンスを演出。3人に囲まれても縦に強く突破を図るなど、見せ場を作った。これまで南野が君臨してきた左MFで、今シリーズでは一段、序列を上げた格好だ。

 ただ、自身では序列について「特には変わっていないと思う」とさらり。「ブラジル戦と決勝戦(チュニジア戦)もベンチというところ。連戦も考慮されていると思うが、結果を出してもそういうところで入り込めていない現状はある。もっと個人としてフル(出場)で出たときに存在感を出さないといけないと自分でも感じている。今日のような相手に対して結果を出せないと価値がない」と厳しく受け止めた。
 

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