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チュニジア、20年前の雪辱 カドリ監督「日本の弱点は守備。難しい状況に置かれるとミスをする」

[ 2022年6月14日 21:32 ]

キリン杯決勝   チュニジア3―0日本 ( 2022年6月14日    パナスタ )

<日本・チュニジア>後半、先制点を奪い、喜ぶチュニジア代表イレブン(撮影・坂田 高浩)
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 チュニジアがリベンジを果たした。02年W杯1次リーグで0―2と敗れてから20年目の節目に同じ大阪の地で対戦。カドリ監督が「今回は逆の結果になることを祈っている」と話していた中、3―0で快勝した。

 後半11分にヘニシが最終ラインの裏に抜けて吉田のファウルを誘ってPKを誘発。これを決めて先制すると、31分には吉田と板倉の連係ミスを突いてムサクニがスピードを上げてボールを奪取。抜け目なく追加点につなげ、終了間際にもジェバリが最終ラインの裏に抜けてダメを押した。

 カドリ監督は「我々は日本をよく研究してきた。守備から攻撃に移るのが速いが、弱点があるとすれば守備。守備は難しい状況に置かれるとミスする。特に最終ラインの裏にボールを付けることを注意した」と指摘。フランス、デンマーク、オーストラリアと同組に入ったW杯1次リーグを見据え「ゴールを決めて勝たなければ突破できない。目標は決勝トーナメント進出」と話す指揮官にとっては敵地で日本の弱点を突いてゴールを重ねる最高の結果になった。

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2022年6月14日のニュース