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堂安 久保との連係に「ワクワクした」 山根の先制点アシストは「上手く入れ替わりながらできた」

[ 2022年6月10日 22:18 ]

キリン杯   日本4-1ガーナ ( 2022年6月10日    ノエスタ )

<日本・ガーナ>前半、シュートする堂安(撮影・小海途 良幹)
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 日本代表はカタールW杯に出場するガーナに4―1で勝利した。先制点をアシストしたのは、右FWでスタメン出場したMF堂安律(PSV)。前半29分、右サイドに張っていたMF久保からの横パスをエリア角で受け、ダイレクトでエリア内に走り込んでいたDF山根にスルーパスを通した。

 「(山根)視来くんは中に絡んでくる。得点シーンもそうだが、上手く入れ替わりながらできた。(久保とは)同じピッチでワクワクしたし、互いの良さを引き出せた。パスを出したいところにいてくれる感覚がある」

 久保と山根の3人が流動的にポジションを入れ替えながら奪った得点に胸を張った。

 右FWは圧倒的なスピードが武器の伊東純也がレギュラー。現状は2番手に位置する。その中で「僕は純也くんくんとはスタイルが違う。縦に絡む純也くんに対して横に絡んでいこうと」と堂安。左利きの特性を活かした技術と強靱なフィジカルで対抗した。今後の右FWサバイバルの激化を期待させた。

 決勝戦の相手はガーナと同じくW杯に出場するチュニジア(パナスタ)。古巣G大阪の本拠地での1戦になる。

 「感慨深いですよね。次はしっかり得点を取る。それが一番気持ち良いストーリーの完結になる」

 狙うは19年1月のアジア杯ベトナム戦以来国際Aマッチ4得点目。慣れ親しんだ本拠地で、W杯出場国3カ国と対戦する6月の4連戦を締めくくる。

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