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C大阪・森島社長も“すっきりしない”答弁「和解というのはやったことに関しての和解」

[ 2022年6月10日 05:32 ]

乾の契約解除に伴い、緊急のオンライン会見を行うC大阪・森島寛晃社長
Photo By スポニチ

 C大阪は9日、元日本代表MF乾貴士(34)との契約解除を発表した。規律を乱す行為などを理由に6試合の出場停止処分となった後、復帰に向けた話し合いを続けてきたが、再合流は実現しないまま、8番を背負っていた“ミスター・セレッソ”は去ることに。フリーとなる乾にはすでに神戸など複数のJクラブが興味を示しており、今夏にも新天地で再出発することになりそうだ。

 森島社長の発言には、どこかすっきりしない表現が散見された。話し合いの末に乾との距離は縮まったかと問われ「(チームで)やれる、という思いをさせてあげられなかったというのはある」と神妙な面持ちで説明。先月末の会見で「和解した」と話したが、「和解というのはやったことに関しての和解。違反したことについて“和解した”という説明をしたが、その後に戻ってくるということへの話し合いが始まっていく形ではあった」と双方の隔たりを感じさせる答弁に終始した。

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2022年6月10日のニュース