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チュニジア キリン杯“開幕戦”でチリを2―0撃破!日本対ガーナ戦の勝者と14日対戦へ

[ 2022年6月10日 17:30 ]

キリン杯準決勝   チュニジア2―0チリ ( 2022年6月10日    ノエスタ )

22年3月、2大会連続6回目のW杯出場を決め喜ぶチュニジア代表イレブン。左端がDFドレーガー、上で肩車されているのがマンチェスターU所属のMFメイブリ(AP)
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 日本代表を含めた4カ国がトーナメント形式で争うキリン杯が10日開幕し、FIFAランク35位のチュニジア代表が同28位のチリ代表に2―0で勝利。同日に行われる日本対ガーナ戦の勝者と14日(パナスタ)で対戦することになった。

 アフリカ予選を突破し2大会連続6回目のW杯出場を決めたチュニジアは前半41分、鮮やかなカウンターにより先制点。左サイドから中央へとボールが渡り、ダイレクトパスで右サイドへと展開。これを後方から走り込んだ右SBのDFドレーガー(ルツェルン/スイス)がダイレクトでクロス。ファーサイドで待ち構えていた左SBのDFアブディ(カーン/フランス)がダイビングヘッドで押し込みネットを揺らした。

 1―0で折り返すと、後半43分にもDFドレーガーが強引なドリブル突破からFWジェバイリ(オーデンセ/デンマーク)の追加点をアシスト。アディッショナルタイムにはPKのピンチを迎えたがGKダーメン(スファクシアン/チュニジア)が2度相手のシュート防ぐスーパープレーも飛び出し2―0で“決勝進出”を決めた。

 なお、今季マンチェスター・ユナイテッドでトップチームデビューを果たした注目の19歳MFメイブリは後半35分から途中出場。短い時間ながら存在感を発揮し、味方の追加点にも絡むなど勝利に貢献。フル出場で2アシストのDFドレーガーは積極的な攻撃参加で相手の脅威となっていた。

 チュニジアはカタールW杯グループリーグではフランス、デンマーク、ペルーorオーストラリアと同じD組。同国史上初の決勝トーナメント進出を目指す。

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