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伊藤 攻撃面でも輝く「ゴール直結できれば」 10日ガーナ戦で左SB先発濃厚

[ 2022年6月10日 05:30 ]

ガーナ戦に向け準備する伊藤(撮影・小海途良幹)
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 FIFAランキング23位の日本代表は10日、22年W杯カタール大会に出場する同60位のガーナ代表と対戦する。9日に会場のノエビアスタジアム神戸(兵庫)で両チームが最終調整を行った。DF伊藤洋輝(23=シュツットガルト)は代表デビューとなった2日の国際親善試合パラグアイ戦で守備面でアピール。得意のロングフィードで相手守備網を切り裂き、次は攻撃面で輝きを放つ。

 最終ラインからガーナの守備網を切り裂き、森保ジャパンの“必殺仕事人”になる。「ストロング(特長)はサイドチェンジ。ゴールに直結できればそれが一番楽というか早い」という伊藤は8日の練習で左サイドから質の高いクロスボールを供給。パラグアイ戦では守備面で手応えをつかみ、今度は攻撃でアピールする番だ。

 6日のブラジル戦はベンチで激闘を見届けた。森保ジャパンの左サイドバックで、同じく東京五輪世代の中山がカナリア軍団と激しくやり合った。長友は右サイドバックで出場しポリバレント性をアピール。RマドリードのFWビニシウスを抑えきった。自分も――。“ライバル”の活躍に闘志が燃え上がった。

 18年ロシア大会ではU―19日本代表の一員として現地に一時同行し、「絶対にピッチに立ちたい」と覚悟を強くした。必殺の左足でガーナを仕留め、夢の舞台に立つためのメンバーの座も射止める。

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2022年6月10日のニュース