柏、筑波大に苦戦も1─0で勝利　ネルシーニョ監督「ハーフタイムでしっかり締めた」

天皇杯2回戦   柏1―0筑波大 （ 2022年6月1日    三協フロンテアスタジアム柏 ）

柏のネルシーニョ監督
Photo By スポニチ

　柏がDF高橋祐治（29）のミドルシュートで食い下がる筑波大に勝利。ネルシーニョ監督（71）は「天皇杯はいつも、どのチームも簡単には勝たせてくれない。Bチームで臨むチームもあるが、天皇杯は重要な位置を占めている。リーグ戦を続けて戦い、疲労が懸念されたが、勝ちに行くのでしっかり準備してほしいと伝えた。入りを見て気の緩みが見えたのでハーフタイムでしっかり締めた」前半はいまひとつだったが、後半から攻守にらしさが見られるようになり、勝利をつかんだ。

　筑波大は17年にJ3YS横浜、J1仙台、J2福岡とJクラブから3勝を挙げて16強に進んだことがあるだけに、油断は禁物だったが、プロの意地を見せた形。筑波大出身の三丸も「組織的にも個人もいい選手がいて難しい展開になると思っていた。対戦が決まって特別な気持ちになつたが、試合が始まればリーグ戦と同じ。目の前の相手に集中した」と、勝利にホッとした様子だ。