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長谷部誠が静岡で130人を指導 「プロの自分にとって大事な時間」

[ 2022年6月1日 22:00 ]

スクールでチビっ子選手を指導する長谷部
Photo By スポニチ

 欧州リーグで優勝した元日本代表MF長谷部誠(38=Eフランクフルト)が1日、地元・藤枝市内で自身が手がける「MAKOTO HASEBE SPORTS CLUB」の生徒を指導した。幼児から中学生まで約130人と約4時間ピッチで汗を流し「自分の原点を思い出させてくれる。プロの自分にとって大事な時間であり大事な場所」と約1年ぶりの故郷で充実感をにじませた。

 参加した米田啓祐さん(7)は「格好良かった。長谷部選手にパスが出せた」と感激した様子。緑川大晴さん(7)は「シュート力が凄い」と世界レベルを実感した。タマス梨央さん(7)も「来年も一緒にサッカーがしたい」と早くも再会を心待ちにした。

 欧州リーグ制覇はEフランクフルトにとって42年ぶりで、日本人の優勝はオランダ・フェイエノールトに所属していた02年の小野伸二(42=札幌)以来。長谷部は胸部の打撲などでリーグ戦に出場できない時期もあったが「気持ち的にはハッピーに終われた」とシーズンを振り返った。

 欧州CL出場権を得た来季に向け「選手にとっては夢の大舞台。挑戦できるチャンスがあるのはうれしい」と語る。故郷から「応援の力は日々感じている」と感謝し、「世界で活躍する姿を見せて、(地元の)皆さんが喜んでくれたらうれしい」と意欲も新た。故郷でもらった元気を、世界最高峰の舞台で戦うためのエネルギーに変える。

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2022年6月1日のニュース