横浜FC―町田のJ2上位対決は“白熱”のドロー「レッドだろー！！」スタンド関係者席からの大声に物議

　明治安田生命J2リーグは27日に11試合が行われ、今季無敗の首位の横浜FCは町田に1―1で引き分けた。試合は横浜FCが先制。前半9分にFW長谷川竜也（28）が加入後初得点を挙げた。対する町田は後半24分に途中出場のFWヴィニシウス・アラウージョ（29）が同点弾。そのまま終了の笛が鳴り、両チームの痛み分けに終わった。

　上位チーム同士の一戦。試合はピッチ外でも“白熱”した。後半34分、横浜FCのFWサウロ・ミネイロ（24）が町田のMF翁長聖（27）に対し、空中でタックル。主審はサウロ・ミネイロにイエローカードを提示した。すると、メーンスタンドの席から「レッドだろー！！」と大声。周辺は騒然とした。

　周囲に居合わせた人によると、町田のクラブ関係者が座わる席からの声だったという。この件に関し、SNS上でも「町田の関係者の皆さんは、随分元気にお喋りしながらサッカー観戦されるんですね」など行為を疑問視する書き込みが見られた。

　4月27日現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、Jリーグでは声出し応援が禁止され、サポーターにはルール順守が呼びかけられている。