大宮が執念の逆転勝ち　前半の2点ビハインドを後半3得点で逆転　

明治安田生命J2第12節第1日   大宮3ー2群馬 （ 2022年4月27日    nack5スタジアム大宮 ）

大宮の霜田監督　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　大宮が執念の逆点勝ちで今季2勝目をあげた。前半開始早々にPKを取られて先制されると27分にも失点、32分には再びPKを取られたがGK南雄太（42）がセーブすると流れが変わった。後半は攻守共に修正が効いて12分にMF菊地俊介（30）が決めると、17分にはCKからDF西村慧祐（24）が頭で合わせて同点。23分にはMF矢島慎也（28）が決めて逆転した。

　霜田正浩監督（55）は「開始早々にPKで失点したり、連続失点して手放しでは喜べない。南がしっかり止めてくれたし、選手が本当に戦ってくれた。まだまだ内容的にはやらなきゃいけないことがあるし、浮かれることなくやっていきたい」と冷静に振り返った。菊地も「難しい試合だったが、ハーフタイムに、1点返せば必ず逆転できると話し、そういう雰囲気だった。ゴールはあまり覚えていない」と、今季初スタメンでいい仕事をして笑顔を見せる。山形戦でメンバーから外れ、24日の全体練習終了後にグラウンドで霜田監督と長時間1対1で話した矢島慎も「意識のずれがあっただけ。普段通りに自分のプレーを続けた」と、言うだけだったが、見事なゴールでチームに勝利をもたらした。0－2からの逆転勝ちで、立ち直るきっかけになりそうだ。