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レアル 3―4の乱打戦に敗れるも逆転突破に自信 2発のベンゼマは「ガードは下げない」

[ 2022年4月27日 09:56 ]

欧州チャンピオンズリーグ準決勝第1戦   レアル・マドリード3―4マンチェスター・シティー ( 2022年4月26日    英国・マンチェスター )

マンチェスター・シティー戦でゴールを決めるベンゼマ(AP)
Photo By AP

 敵地の第1戦でマンチェスター・シティーに3―4で敗れたレアル・マドリードは第2戦での逆転突破に自信を示した。2―4の後半37分に意表を突くチップキックで1点差に迫る貴重なPK弾を決めたFWベンゼマは「我々のファンには何か魅惑的なことに備えるよう注意しておくよ。サンティアゴ・ベルナベウの第2戦で我々は勝つ」と宣言した。

 開始11分で2点を先行される苦境から乱打戦に持ち込んで敵地で3得点。反撃の口火を切る前半33分のゴールを含めてこの日2点を決め、今季チャンピオンズリーグ14得点でレバンドフスキ(Bミュンヘン)をかわして得点ランク単独首位となったエースは「我々は決してガードを下げず、最後まで戦い続ける」と力を込めた。

 一方でアンチェロッティ監督は「4失点はいい結果ではない。第2戦はもっとうまく守らないと。そこが鍵になる」と指摘。その上で「自信はあるし、興奮している。我々はベルナベウの魔法を信じている」と訴えた。

 パリ・サンジェルマンとの決勝トーナメント1回戦では敵地の第1戦に0―1で敗れ、ホームの第2戦も先行を許して2戦合計0―2とされながら、ベンゼマのハットトリックで劇的な勝利をものにした。前身の欧州チャンピオンズ杯を含めて最多優勝13回を誇る“王者”は誇りと自信を抱いて5月4日の第2戦に備える。

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2022年4月27日のニュース