×

磐田今季初の連敗も古川、リカルド・グラッサがJリーグデビュー

[ 2022年4月2日 19:38 ]

明治安田生命J1第6節   柏2―0磐田 ( 2022年4月2日    三協F柏 )

途中出場でj1リーグデビューを果たした古川
Photo By スポニチ

 無得点に終わった磐田は今季初の連敗を喫した。伊藤彰監督は「ボールを奪ったあとのロストが多かった。柏さんがハードワークしていたのに対して我々はハードワークできていなかった。そこが敗因だと思う」と唇をかんだ。苦しい戦いが続いている一方で、MF古川陽介、DFリカルド・グラッサがともに途中出場でリーグデビューを果たし持ち味を示すなど好材料も見つかった。

 後半21分からピッチに立った古川は得意のドリブルで左サイドを切り裂いた。後半41分には敵陣深くから細かいタッチで中に切り込みシュート。これはGKにキャッチされたが、「クロスやシュートに持っていける場面もありポジティブに感じている」。「あそこで決め切れたらもっとビッグになっていける」と話し、さらなる成長を誓った。

 U―24ブラジル代表の一員として昨夏の東京五輪金メダル獲得に貢献したリカルド・グラッサは守備だけでなく攻撃のスイッチとなるパスでも魅せた。昨年12月に磐田への加入が発表されたが、新型コロナの影響で来日できず、3月18日にチームに合流したばかり。それでも、「最初は試合のペースについていくのが大変だったが、次第に慣れた。コンディション面も1試合目にしてはよかったと思う」と今後に向けて大きな手応えをつかんだ様子だった。

続きを表示

2022年4月2日のニュース