横浜FCドイツ人GKブローダーセン　母国が日本と1次L同組に「両チームとも決勝Tに行ければ」

横浜FC・ブローダーセン
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　横浜FCのGKブローダーセン（25）が3日のホーム琉球戦を前に、2日にオンライン取材に応じた。チームは6勝1分けで首位に立つ。相手は21位に沈むが、「攻撃陣はいい選手がそろっているので気を引き締めないとやられる」と警戒を強め、「無失点が求められている。勝ちにいきたい」と意気込んだ。

　この日の未明にW杯カタール大会の組み合わせ抽選が行われ、日本代表と自身の母国、ドイツが1次リーグで同組となることが決まった。起床後に多くのドイツの友人たちから届いていたメッセージを見て気がついたといい、「お互いがいい試合をして両チームとも決勝トーナメントに行ければいい」と願った。

　17年のU―20W杯や昨夏の東京五輪にドイツ代表としてメンバー入りした経験を持つ。「今の代表の中でもユース年代で一緒にやった選手もいるので、思い入れがある」とし、「JFA（日本協会）が連絡をくれるなら特長を伝えることができます！」と情報提供にも応じる構え。自身も「W杯に出たいという夢は持っています」と力を込めた。