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川崎FホームでのJ新記録ならず…C大阪に1―4完敗 鬼木監督「悔しく申し訳ない」

[ 2022年4月2日 18:12 ]

J1第6節   川崎F1―4C大阪 ( 2022年4月2日    等々力 )

<川崎F・C大阪>後半、ゴールを決める川崎F・マルシーニョ(右)(撮影・西海健太郎)
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 川崎FがホームでC大阪に1―4で敗れた。

 20年11月から続いた本拠での連続不敗のJリーグ新記録が懸かっていたが、トップタイの25試合で止まった。パスミスから献上した前半13分の失点を皮切りに、前半だけで3失点。ハーフタイムに4人を入れ替えた後半も中盤でのボールロストから23分に4失点目を喫した。攻撃は終盤にFWマルシーニョ(26)が1点を返すのみにとどまった。

 早くも昨季の黒星の総数に並ぶ2敗目を喫した。鬼木達監督は「凄く悔しく思うし、申し訳なく思っている」と顔をしかめ、「もっともっと自信を持ってプレーしないといけないし、そういう環境を自分自身ももっともっと作り出さないといけない」と口にした。敗因については「一つはボールの動かし方。決してスタートが悪かったわけではないが、徐々に後ろ向きなプレーが増えていった」と振り返り、「1点、2点取られても踏ん張れれば違う形があった」と足りなかったリバウンドメンタリティーも指摘した。

 ようやくゴールが生まれたのは後半41分。DF佐々木旭(22)の縦パスをペナルティーエリア内のFW小林悠(34)がヒールパスで後方につなぎ、最後はマルシーニョが右足で対角線上の右ネットに蹴り込んだ。「常日頃から練習している通りのものが自然と出た」とブラジル人。「ゴールに関しては嬉しく思うが敗戦してしまったことのほうが残念」と笑顔はなかった。

 今月は6日の磐田戦、9日の柏戦後にマレーシアに移動し、ACL1次リーグ6試合を戦う過密日程。前半戦の正念場となる1カ月が始まった。MF脇坂泰斗(26)は「自信を持ってやれば出ないようなミスや、イージーミスが多かった。個人としてもめちゃくちゃ多かったですし、チームとしても多かった」と試合内容を猛省し、「中3日で試合が来るので、気持ちの切り替えところも(チームを)引っ張ってやっていきたい」と誓った。

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2022年4月2日のニュース