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女子サッカーWEリーグきょう再開 皇后杯準V千葉が決勝の雪辱へ

[ 2022年3月5日 08:00 ]

WEリーグ千葉で3バック右を務めるDF大熊環
Photo By スポニチ

 女子サッカーのWEリーグはきょう5日、約3カ月間の中断期間を経て後半戦が再開される。中断中に開催された皇后杯で準優勝した暫定4位の千葉は、2月27日の決勝で敗れた同3位の三菱重工浦和との再戦からスタート。試合前日の4日には練習後にオンライン取材に応じ、DF大熊環(20)が雪辱とリーグ後半戦の躍進を誓った。

 3バックの布陣で右ストッパーを務める大熊は、決勝では「初めての舞台で緊張があって、ずるずると下がってしまった」。先制点を与えたくない思いが強いあまり消極的になって主導権を握られ、後半に三菱重工浦和FW菅沢優衣香(31)に決勝点を許し0―1で敗れた。その相手とリーグでの再戦へ、3バックの主力で距離感を修正。「借りを返すつもりで、強い気持ちでプレーする。点を取られた菅沢選手を抑えて、無失点で勝ちたい」と闘志を燃やした。

 千葉はWEリーグ開幕直後こそ苦しみながら、第4戦から7試合負けなしと安定感が光った。現在は1試合消化が多い状況ながら、勝ち点16で並ぶ2位グループ3チームの一角として、首位INAC神戸の独走を食い止める立場にいる。チームが掲げるリーグ初年度の目標は3位以上。大熊は「手応えはある。狙えるところにいるので狙っていきたい」と意気込んだ。

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2022年3月5日のニュース