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横浜FC・四方田監督が6日対戦の大分を警戒「非常に力のあるチーム」“新旧指揮官対決”にも注目

[ 2022年3月5日 16:05 ]

 横浜FCの四方田修平監督(48)が5日、大分戦(6日)を前に、オンライン取材に応じた。ここまでJ2唯一の2連勝で首位に立つ。大分戦は今季初めてのアウェー戦。相手を率いるのは昨年4月まで横浜FCの指揮官を務めていた下平隆宏監督(50)だ。「今年から下平さんになられて、ビルドアップを非常に大事にしている。経験のある選手も多いですし、非常に力のあるチーム。そういう相手に対してプレッシャーをかけて奪うところをしっかりやれれば」と意気込んだ。

 勝負を分けるポイントについては「相手も前からプレッシャーをかけてくるチームなので、そういう中でしっかりと前進して狙いとする突破の形につないでいけるか。プラス初のアウェーなので、ここまで2試合ホームで戦ってきたパフォーマンス、メンタリティー、90分通してのコンディション含めてアウェーでもしっかり出せるか」と具体的に掲げた。

 四方田監督は今季から就任。日々の練習では常に3人目の動きを意識させ、タッチ制限を設けてプレーの質を高めるなど、攻守に流動的でアグレッシブなスタイルを植え付けている。「キャンプからスタートし、比較的早くやろうとするサッカーが浸透できた。選手が学ぶ姿勢を強く持って積極的に取り組んでくれたおかげでスムーズにここまで来た」。一定の手応えを口にしながら、「(J1昇格という)目標をつかみ取ることを考えると、まだまだ攻撃も守備も今のレベルでは難しい」とも話す。

 「相手チームも今後、横浜FCへ十分対応してくる。そういったときに次の引き出しを出していかないと。今やっていることの精度ももっと上げていかないといけない」と指揮官。冬にカタールW杯がある今季は42試合を戦うJ2も過密日程だ。「勝ち点3を取りながら成長するのが一番だが、全勝するのはあり得ない。42試合戦った中でしっかり結果を出すことが一番大事。勝ち負け含めて一喜一憂せずに、次の試合、次の試合ということを大事にして進んでいきたい」と力を込めた。

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2022年3月5日のニュース