三菱重工浦和・菅沢がWEリーグ再開を彩るゴール「チームを勝たせられる得点を決められるように」

三菱重工浦和のFW菅沢優衣香
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　三菱重工浦和はWEリーグ再開初戦のホーム千葉戦に2―0で勝利した。首位のINAC神戸が引き分けたため、勝ち点差は7に縮まった。

　皇后杯決勝と同カードだった。その試合で決勝弾を生んだコンビが再び魅せた。前半29分、DF清家貴子（25）がロングボールに右サイドで抜け出して中央にボールを供給。最後はFW菅沢優衣香（31）が右足でゴールネットを揺らした。

　「清家が上手く裏に抜け出して、（MF塩越）柚歩がニアに入って相手を引きつけてくれたので、あのスペースが空いた。相手の守備陣が早く下がったので、あまり（前に）入りすぎないように待っていようと動いた。落ち着いて決められて良かった」

　さらに後半27分には再び清家が得点をお膳立てする。右サイドから塩越にピンポイントクロスを送って追加点。ボールを支配しながらチャンスを確実に仕留め、守っては無失点で再開初戦を締めた。

　WEリーグ初代女王に向けて、絶対に落とせない試合が続く。31歳のストライカーは「自分たちは残りの試合もしっかりと勝つことが最低限」だと強調。そのうえで「まずはチームが勝つことが一番。しっかりとチームが勝利できるように、自分はFWなので1試合最低限1点を目標にやっていきたい」とし、「優勝したときに自分も得点王を獲れるのがベスト。チームを勝たせられる得点を決められるように頑張ります」と言葉に力を込めた。