大宮、逆転負けで今季初勝利ならず　霜田監督「結果が出なかったのは僕の責任」

明治安田生命J2第3節第1日   熊本2ー1大宮 （ 2022年3月5日    nack5スタジアム大宮 ）

　J2大宮がFW河田篤秀（29）の今季3点目のゴールで先制したが、逆転されて今季初勝利を逃した。

　前半13分に左サイドのFW柴山昌也（19）のクロスを河田が右足アウトでシュート。相手選手に当たってコースが変わり、ゴール左に決まって先制した。しかし、その後は熊本にリズムをつくられて攻めこまれ、後半2失点。霜田正浩監督（55）は「勝ち点を取りたかったが、勝ち点1も取れないのは監督の責任。準備したことができなかったし、良いところはあったが決めきれなかった。失点も含めて監督の責任」と厳しい表情。ロングフィードのうまいGKに上田智輝（26）を起用したが、うまく機能せずに敗戦。「結果がすべて。結果の言い訳はしない。僕が決断したすべてのことは、結果が出なかったのは僕の責任」と、振り返る。

　移籍後初出場のDF田代真一（33）も「ゲーム内容は良くない中で先制できて前半は我慢強く折り返せた。失点を重ねて逆転負けしたのは内容も含めて反省しないと」と、悔しそう。「大宮をJ1に昇格させるつもりで来たが、3試合勝ち星がないがやり続けるしかない。大事な時間」と、次戦へ切り換えた。