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ロシア・サッカー連合がFIFA提訴、出場禁止措置に不服「法的根拠ない」

[ 2022年3月5日 05:30 ]

FIFA主催大会への出場が禁止されたロシア代表(2018年撮影)(AP)
Photo By AP

 ロシア・サッカー連合は3日、FIFAとUEFAから科された国際大会への出場禁止の措置を不服としてスポーツ仲裁裁判所に提訴すると発表した。ウクライナ侵攻を受けて2月28日に代表やクラブチームの除外が決まり、24日開幕のW杯欧州予選プレーオフに出場できなくなったが「FIFAとUEFAの措置に法的根拠はないと信じている。この決定はプレーオフで対戦する相手からの圧力によってなされたもので、スポーツの原則とフェアプレーのルールに違反する」と訴えた。

 一方で24日の準決勝でロシアと対戦予定だったポーランドの地元メディアは同国代表が不戦勝で29日の決勝に進み、スウェーデン―チェコ戦の勝者と対戦することが決まったと報道した。近くFIFAが発表するとしている。欧州予選H組でロシアに次ぐ3位だったスロバキアや欧州ネーションズリーグ枠で次点だったハンガリーの繰り上げ出場が検討されたものの、日程など諸事情でポーランドの不戦勝が決まったという。

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2022年3月5日のニュース