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村井チェアマン、スーパー杯で当日検査陰性証明シート実施もオペレーション、金銭面など「課題多い」

[ 2022年2月21日 11:50 ]

村井チェアマン
Photo By スポニチ

 Jリーグの村井チェアマンは21日、NPBとの新型コロナ対策連絡会議後のオンライン取材に応じ、富士フィルム・スーパー杯(12日、日産ス)で運用した「当日検査陰性証明シート」について、さまざまな課題を報告した。会場には合計8つのテントを用意し、1つのテントで1時間に32人ペースで検査を実施。合計905人の陰性、2人の陽性が判明した。

 「1000名規模でも複数のテントを用意し、スタッフ、システム投資などオペレーションした中で数百万の赤字が出ました。1つのハードルは金銭面。効率化すれば1600人ぐらいの収容は見通しがたっいるが、一定程度のスペースが必要、待機列の問題もある。1万人規模になれば金銭面、オペレーション、スペースなどさまざまな問題も出てくる」と説明した。

 Jリーグでは19日のJ2大分―水戸戦(昭和電ド)が中止になるなど、依然として新型コロナ感染拡大の影響が続く。専門家からは改めて3回目のワクチン接種の重要性と啓発活動への協力要請を受けた。 

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2022年2月21日のニュース