川崎F家長　横浜戦へ「嫌なチーム」「運も引き寄せながら最後に勝てたら」

川崎FのMF家長
Photo By スポニチ

　川崎FのMF家長昭博（35）が21日にオンラインで取材に応じ、チーム状況や23日の横浜とのリーグ戦に向けた意気込みを語った。

　浦和との富士フイルム・スーパー杯（12日、●0―2）とFC東京とのJ1開幕戦（18日、〇1―0）を終えた現時点で、攻撃面での手応えは「あんまりない」と話す。それは、進化を目指す過程では必ずあること。今季はボールを奪った後により速く仕掛ける攻撃をチームで意識しており、「カウンターだったり長いボールは自ずと増えてきている」とし、「その反面、ボールを握る時間やゲームコントロールする部分ではまだまだ」と冷静に分析した。

　鬼木監督は勝ちながら成熟していくことを求めている。開幕戦の“多摩川クラシコ”では課題を残しながらも大事な勝ち点3を奪い取った。次節は敵地で“神奈川ダービー”。ダービー2連勝が求められる。「マリノスの強さはどのJリーグのチームも分かっている。対戦するのは嫌なチーム」と家長。「攻撃を抑えるのは大変になると思いますし、相当しんどい試合になると分かっている。運も引き寄せながら、最後に勝てたら」と力を込めた。