京都・チョウ貴裁監督「一喜一憂せず、ドキドキしながら見たい」　今節のJ1昇格は21日の甲府の結果次第

明治安田生命J2リーグ第40節   京都0－0岡山 （ 2021年11月20日    Cスタ ）

＜サッカーJ2　岡山・京都＞引き分けに終わりJ1昇格が決まらずサポーターに一礼する京都イレブン　（撮影・奥　調）
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　勝てば文句なしで12年ぶりJ1昇格だったが、敵地でスコアレスドロー。京都の悲願が今節成就するかどうかは、あす21日13時に敵地で秋田と対戦する4位・甲府の結果次第となった。

　「この勝ち点1は1歩ないし、2、3歩進める結果。岡山さんの勢いに圧されたが、後ろの選手が粘ってくれた。切り替えてやっていく」。チョウ貴裁監督は悔しそうな表情を浮かべつつも、好セーブを連発したGK清水圭介を中心に劣勢な中でも無失点に凌いだチームを称えた。試合終盤にバーに当たる幸運にも恵まれ「何かのメッセージでしょう」とポジティブシンキングだ。

　秋田―甲府の心境を問われると「あすの試合で我々ができることは何もない。ただ他力とはいえ、それは年間通じた力が順位が表れたもの。その瞬間に立ち会えるならば、喜びたい。一喜一憂せずに、あす13時からの試合をドキドキしながら観ようと思います。ただ、そう（昇格決定）ならなくても、次に向かうのは変わらない」。甲府が引き分け以下に終われば昇格決定。次戦・千葉戦（29日・フクアリ）で自力昇格を決める準備を進めつつ、秋田の地から吉報が届くのも待つ。