名古屋　3発快勝で来季ACL出場に望み　2戦連発のFW柿谷「これは絶対に書いてください」

明治安田生命J1リーグ第36節   名古屋3―1G大阪 （ 2021年11月20日    パナスタ ）

名古屋FW柿谷
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　子どもから父へ、父から子どもへと捧ぐゴールラッシュだった。まずは前半8分、MF相馬のパスを受けたFWシュヴィルツォクが左足で先制点。同22分にはFW柿谷が絶妙なトラップからニアサイドをブチ抜いた。シュヴィルツォクは同29分にもこの日2点目となるダメ押し弾。G大阪を粉砕し、残り2試合で来季ACL出場圏3位に望みをつないだ。

　シュヴィルツォクはヒーローインタビューで「良いゴールで、とても幸せだよ。実は父親の誕生日だったんだ。彼に捧げたいね」と孝行息子ぶりを発揮。一方、柿谷はオンライン取材の最後に自ら切り出し「きょうは娘の3歳の誕生日で、ゴールができて良かったと書いてください。これは絶対に書いてくださいね」と報道陣に念押しして娘思いの優しいパパの顔になった。

　次戦はC大阪戦。柿谷は前日19日に今季限りの現役引退を表明した大久保嘉人にも触れ「僕がサッカーをしていて初めて見たスター、初めて背中を追い掛けた人。背中に触ることすらできずに逃げられるのは悔しいけど、次会ったときに“お疲れ様でした”と伝えたい」と独特の表現を交えながらレジェンドの引退を寂しがった。