浦和MF伊藤敦樹がJ1初ゴール！阿部の「後継」として期待の大卒ルーキー

明治安田生命J1第36節   浦和2―1横浜 （ 2021年11月20日    埼玉 ）

＜浦和・横浜＞前半18分、浦和・伊藤敦（左）がゴールを決め喜ぶ（撮影・西海健太郎）
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　浦和は20日、ホームの横浜戦に2―1で勝利した。MF伊藤敦樹（23）がJ1初ゴールを決めるなど2得点に絡む活躍。前半18分、江坂の意表をつく低いFKをファーサイドから押し込み先制。後半3分のカウンターではMF関根のスルーパスに抜け出す。シュートは相手GKに弾かれるも、右サイドを走るMF田中が決め、貴重な2点目となった。今季限りで引退を表明しているMF阿部勇樹（40）の後継として期待される大卒ルーキーが存在感を見せた。

　今季は開幕戦で阿部とダブルボランチを組んで先発。「気楽に楽しんでやっていいよと隣りで言ってもらい、自分は思い切ってプレーすることができた。サッカーに対する姿勢、人間性含め、尊敬しています。残り少ないシーズンですけど自分の成長をもっと見せたいですし、阿部さんと喜び合いたい。レッズに対する思いだったり、どういうクラブであるべきか、というのは受け継いでいきたい」と話していた。

　後半33分からは右脚付け根の負傷から復帰の日本代表DF酒井が2列目で出場。同アディショナルタイムには今季限りで退団するDF宇賀神が途中出場。大きな拍手に迎えられてピッチに立つと接戦を締めくくった。