湘南高卒ルーキーMF平岡大陽のプロ初ゴールで貴重な引き分け「狙っていたのでよかった」

明治安田生命J1第34節   札幌1ー1湘南 （ 2021年11月3日    札幌ドーム ）

＜札幌・湘南＞後半19分、同点ゴールを決めた湘南・平岡（左）（撮影・高橋　茂夫）
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　湘南が途中出場の高卒ルーキーMF平岡大陽（19）のプロ初ゴールで追いつき引き分け。アウェーで貴重な勝ち点1をマークし、順位を15位に上げた。

　前半1点を失ったが、後半19分に中盤でボールを奪い、FW町野修斗（22）から右へ展開。MF茨田陽生（30）がゴール前にパスを通し、平岡が押し込んだ。

　平岡は「得点という形でチームに貢献できてうれしい。狙っていたのでよかった。僕は押し込んだだけで、いろいろな選手がつながった1点」と振り返る。喜びは控えめだったが、「いつもは焦るが、そのひまもなかった。ゴールを決めることに慣れていないし、まだ同点だったので」連勝はできなかったが、大きな勝ち点1。山口智監督（43）は「よく追いついた。この勝ち点1を最後につなげたい。3にはならなかつたが、大きな1だと思う」と、うれしそうだった。