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川崎F・鬼木監督 J1史上最多4度目Vに感謝「チームを誇りに思う」 2冠制覇へ天皇杯Vも誓う

[ 2021年11月3日 16:33 ]

明治安田生命J1第34節   川崎F1―1浦和 ( 2021年11月3日    等々力 )

<川崎F・浦和>金のジャケットを着て笑顔の川崎F・鬼木監督(右)とふろん太(撮影・西海健太郎)
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 明治安田生命J1第34節は3日、各地で行われ、首位の川崎Fがホームで5位・浦和と1―1で引き分け。2位・横浜がG大阪に0―1と敗れたためリーグ2連覇が決定した。17年からチームを率いる鬼木監督は、監督としてJ1史上最多4度目の優勝を手にし「選手の努力とスタッフがサポートしてくれて、チーム一丸となって崩れずにやれたことを誇りに思います」と喜んだ。

 浦和と引き分けたため試合後、横浜の敗戦が決まっての優勝決定となり鬼木監督は「率直にホッとしてるというところと、あとはやっぱり勝って終わりたかったですね」とコメントしながらも満面の笑み。「今シーズンはなかなか難しいゲームが多かったですけど、今日も同じような展開だったなかで我慢強さというのが凄く選手に育ってきた。引き分けという形ですけど、戦う姿勢とかは選手が存分に見せてくれたと思います」と選手たちを称えた。

 さらに「選手の努力とスタッフがサポートしてくれたのでチーム一丸となって崩れずにやれたことを誇りに思いますし、また今日は本当にサポーターの方に足を運んでいただいて、優勝が決まった時にこれだけ多いサポーターがいて本当にうれしく思います」とスタッフやサポーターにも感謝。

 監督として史上最多4度目の優勝を飾り「これはクラブのこれまでの歴史があってのこと。選手がそれまでの想いをくんで戦ってくれた。勝つことによって成長することっていっぱいあるので続けていきたいですし、これがあるからサポーターの方も喜んでもらえると思いますし、ただ勝ち続けるためには本当に全部が揃わないとなかなか難しいので、歩みを止めずにいければいいと思います」とさらなる向上心を示した。

 選手へのメッセージを求められると「お疲れ様ということと、ただもう一つタイトルあるよということを言っておきたいと思います」とコメント。準決勝まで勝ち進んでいる天皇杯へ向け「まだもう一つタイトルを獲りたいと思っているので、ぜひこれからも熱い声援よろしくお願いします」とサポーターに対し2冠獲得を誓った。

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2021年11月3日のニュース