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川崎F・登里 旗手の涙に「気負うものがあったと思う。自分を追い込んでいたので」

[ 2021年11月3日 19:03 ]

明治安田生命J1リーグ第34節   川崎F1―1浦和 ( 2021年11月3日    等々力 )

<川崎F・浦和>優勝セレモニーで笑顔の川崎F・登里(右から2人目)(撮影・西海 健太郎)
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 首位の川崎Fはホームで浦和に1―1で引き分け。2位の横浜がG大阪に0―1で敗れたため、2年連続4度目のリーグ優勝が決まった。試合後にオンラインで取材対応したDF登里亨平(30)は「素直にうれしい気持ちでいっぱいです。シーズン通して苦しい状況もあったが、ぶれずに戦えたことが優勝につながった。まだまだ課題はあるが、自信を持てるシーズンになった」と笑顔で振り返った。

 チームの精神的支柱だった中村憲剛氏(41)が昨季限りで引退し、今夏にはMF三笘薫らが欧州へ移籍。離脱した主将DF谷口彰悟(30)に代わって主将マークを巻くこともあっただけに「(シャーレを)受け取った時に達成感もあった。チーム全体を見る重要性にも気づくことができ、そういうところも自分自身も成長できた」とうなずいた。

 また、試合後には涙を流すFW旗手怜央(23)に声をかける一面をみせていたベテランは「碧、薫がいなくなって。そこから怜央のサッカーに対する姿勢が変わり、責任感が出たと思う。本人もやっぱり気負うものがあったと思うので、優勝してホッとしたのかな? 自分を追い込んでいたので、優勝できたのは本人もチームとしてもうれしいです」と、若手の成長を喜んでいた。

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