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川崎F リーグ2連覇達成!浦和と1―1ドローも2位・横浜が敗れ4度目V決めた

[ 2021年11月3日 15:00 ]

明治安田生命J1第34節   川崎F1―1浦和 ( 2021年11月3日    等々力 )

<川崎F・浦和>優勝を喜ぶ川崎Fイレブン(撮影・西海健太郎)
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 J1首位の川崎Fが3日、ホームで5位・浦和と1―1で引き分け。選手は試合後悔しい表情を浮かべたが、2位・横浜がG大阪に0―1と敗れたためリーグ2連覇達成。昨季と並ぶ史上最速タイ4試合を残して2年連続4度目の優勝を決めると選手の表情も一変、輪になって笑顔で喜び合った。

 川崎Fは従来通り4―1―2―3のシステムを採用。DFラインは右から山根、ジェジエウ、谷口、登里と並び、中盤3枚は橋田、脇坂、旗手を起用。前線3枚は右から家長、レアンドロ・ダミアン、マルシーニョが入り、公式戦3試合連続同じスタメンとなった。

 試合は前半26分にピンチを迎えるもチーム一丸でゴールを死守。自陣左サイドをDF酒井宏に突破されグラウンダーのクロスを入れらると、MF汰木のシュートはジャストミートせず。流れたボールをMF江坂に狙われたが守備陣が体を張ってシュートブロック。こぼれ球をMF関根に拾われシュートを浴びるも、DF谷口がゴールラインギリギリでブロック。さらに、再びこぼれ球をMF江坂にシュートを打たれるも、最後はGKチョン・ソンリョンが防ぎ怒涛の攻撃をしのぎ切った。

 すると前半33分に待望の先制点。右CKからのこぼれ球を右サイドのDF山根が拾い、そのままファーサイドのフワッとしたクロスを入れると、FWレアンドロ・ダミアンが競り合ったこぼれ球をDFジェジエウが押し込みネットを揺らした。これがジェジエウにとって5月4日名古屋戦以来6カ月ぶりのリーグ戦ゴールで今季2点目となった。

 しかし、このまま1点差で逃げ切るかと思われた後半45分に失点。DF酒井にゴール前の混戦から右足で押し込まれ、土壇場で引き分けに終わった。

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