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昨季の記録的Vをあっさり更新 データで見る川崎F連覇

[ 2021年11月3日 15:07 ]

明治安田生命J1第34節   川崎F1―1浦和 ( 2021年11月3日    等々力 )

<川崎F・浦和>ダルマに目を入れる川崎F・鬼木監督(撮影・西海健太郎)
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 川崎Fが昨季に続いて他チームを寄せ付けない圧倒的な成績で、J1連覇を決めた。

 今季はコロナ禍での特例により、シーズン38試合制で行われている。34試合目での優勝決定で、現時点でちょうど昨季の最終と同じ試合消化数となっている。昨季と今季の川崎Fの成績を比較すると

20年最終 26勝5分け3敗 勝ち点83 得点88 失点31 得失点差+57

21年34節 26勝7分け1敗 勝ち点85、得点71 失点22 得失点差+49

 歴史的独走Vだった昨季から、勝ち点をさらに2つ上積みした。攻撃面では昨季13得点を挙げたMF三笘のシーズン途中での海外移籍などもあり、得点力はややダウン。一方で守備力が向上し、失点を9も減らした。特にシーズン後半は安定感が増し、現在18試合連続で1失点以下。敗戦は連戦続きの8月に福岡に喫した1試合のみで、試合巧者ぶりがより際立った。

<川崎Fの主な1シーズン制記録(☆は新記録、★は狙える記録)>

 ☆最速V 4試合を残して優勝。昨季の川崎Fと並んだ。

 ☆最多勝ち点 この日で85。昨季川崎Fの83をすでに更新。

 ☆開幕から不敗 25試合目まで19勝6分け0敗。15年浦和(2ステージ制)の19試合を大幅に更新。

 ☆独走V 変則日程のため参考ながら、2試合目から首位を譲らず優勝は史上初めて。

 ☆監督V4 鬼木達監督は川崎Fだけで4度目のV。鹿島オリヴェイラ監督、広島森保一監督の3度を抜いて単独最多。

 ★最多勝利 ここまで26勝。昨季川崎Fの26勝と並んでいる。

 ★最少敗戦 ここまで1敗。過去の最少は昨季川崎Fの3敗。

 ★最少失点 ここまで22。過去の最少は08年大分の24失点。

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