長友、親友・本田からの「大いにこの逆境を楽しめ」エールに「その通り」「強い気持ちで臨む」

９日の練習でランニングをする（右から）柴崎、吉田、長友ら日本イレブン
Photo By スポニチ

　日本代表DF長友佑都（35＝FC東京）は、かつてのチームメートで親友のエールをしっかりと受けとめた。

　リトアニア1部スドゥバに加入した元日本代表MF本田圭佑（35）が8日、自身のツイッターを更新。7日にサウジアラビアに0ー1で敗れ、1勝2敗と崖っぷちに立たされた森保ジャパンに対して「日本代表の戦士たちよ。俺からはこの一言だけ伝えたい。大いにこの逆境を楽しめ」エールを送った。

　12日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦（埼玉）に向けて10日にオンラインで対応した長友は、その件に触れ「（ツィッターは）見ました」と明かし「その通りだと思っています」と同調。続けて「僕もこれまでのサッカー人生の中で何度も逆境を経験してきて、そのたびにはい上がってきました。その中ではネガティブに考えるだけではなくて、ポジティブに楽しむ自分もいた。これを“はねのけてやろう”と強い気持ちで臨んできたんで、彼と同じ思いですね、そこは」と話した。

　自身4度目となる最終予選。35歳のベテランは現状を「3戦して2敗している。3大会経験してきましたけど、厳しいスタートだなと思っています」と受けとめ、今後へ向け「まずはしっかりとこの結果を受けとめる。ただ下を向かずに、前を向いて進んでいくことと、メンタル面では強い気持ちを持って進んでいくことが大事。あとはこの前の試合でも出た課題というものをしっかりとみんなで話し合って、修正して、次の試合でそれをしっかり内容でも出せるようにしたいなと思います」と前向きに語った。