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日本代表オナイウ、豪州戦へ「FWはどんな短い時間でも結果を出さないと」

[ 2021年10月10日 12:56 ]

オナイウ阿道
Photo By スポニチ

 12日にW杯アジア最終予選オーストラリア戦(埼玉)に臨む日本代表のFWオナイウ阿道(25)が10日、オンライン取材に応じた。「どんな形でもいいので、勝ち点3を取ることが本当に大事。FWはどんな短い時間でも結果を出さないといけない」。必勝の一戦へ、力強く意気込んだ。

 後半28分から途中出場したサウジアラビア戦では、FW大迫勇也(31)との2トップでゴールに迫った。「ボックス内に人数を多くかけられる形。自分たちが起点になって、裏を取る選手とボールを引き出す選手とのバランスを見ながら、最後はFWの選手プラスもう一人くらいペナルティーエリア内に入っていければ、ゴールのチャンスが増えていく」と今後にも繋がる手応えを語った。

 とはいえ無得点で終わり、最終予選の3試合で日本のゴールはわずか「1」。得点力の向上は急務だ。「全体的に相手のボックス内に入っていくシーンはそんなに多くない」と分析。「クオリティー自体はみんないい物を持っている。簡単なミスをしないとか、奪ったボールをいい攻撃につなげることがもっとできると思う。試合で出せないと意味が無い。責任を持ってやりたい」と話した。

 6月のW杯2次予選では、大迫に代わる追加招集から初先発のキルギス戦で6分間でのハットトリックを達成。一気に国外からも注目を集め、25歳にして横浜から初の海外移籍を果たした。新天地のフランス2部トゥールーズでは既に5得点を挙げている。「最終予選ですけど、いい意味で関係無くプレーできている」。強心臓で、ここぞのタイミングで輝く点取り屋が、勝利しか許されない大一番でゴールを狙う。

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2021年10月10日のニュース