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名古屋 クラブ史上初のルヴァン杯決勝進出 “V弾”稲垣「全員の気持ちが乗り移った得点」

[ 2021年10月10日 16:15 ]

ルヴァン杯準決勝第1戦   名古屋1-2FC東京 ( 2021年10月10日    味スタ )

<ルヴァン杯準決勝第2戦 FC東京・名古屋>この日決勝進出を決定づけるゴールを決めた名古屋・稲垣はサポーターを背に喜ぶ(撮影・西海健太郎)
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 名古屋がクラブ史上初めてルヴァン杯決勝進出を果たした。チームを“勝利”に導く得点を決めたMF稲垣は「タフな試合で難しい試合だったけど、全員で諦めない戦いができた。普段はこんな表現しないけど、全員の気持ちが乗り移った得点です」と胸を張った。

 苦しかった。第1戦で3―1の勝利を手にし、1点差負けでも勝ち抜けが決まる中で迎えた第2戦。圧倒的な状況だったが前半15分に先制点を与えると、後半10分にも追加点を許す。この時点で2戦合計1勝1敗、トータルスコアは3―3だがアウェーゴール差でリードされた。だが後半35分、DF吉田のクロスをDF森下が折り返し、シュヴィルツォクが粘りながらシュート。FC東京の守備陣に阻まれたが、ゴール前に詰めていた稲垣がポストに頭をぶつけながらも押し込み、試合を引っ繰り返した。

 「チームはこのタイトルに飢えている。何が何でも手に取って名古屋に帰りたい」と稲垣。10月30日、埼玉スタジアムで行われる決勝の舞台へ視線を向けた。

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