【男子サッカー】苦しい展開も重圧かけ試合支配―中田浩二の目

[ 2021年8月1日 05:30 ]

東京五輪第9日 サッカー男子準々決勝   日本0―0(PK4―2)ニュージーランド ( 2021年7月31日    カシマ )

<日本・ニュージーランド>延長後半、好セーブを見せる谷(撮影・小海途 良幹)
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 日本はPK戦でGK谷がコースをよく読んで止めたし、キッカーも全員自信を持って落ち着いていた。苦しい試合に勝ったことで勢いがつくし、成長につながる。日本はリズムがつかめない中でも我慢して、失点せずに0―0でいけたことが勝因だった。

 守備ではニュージーランドに自由にボールを持たせないように動きを制限しようとしたが、後半途中から中盤をダイヤモンド型にされて、日本のマークをずらされ、ボールを持たれてしまった。攻撃では、ニュージーランドが守備を固めてくるので、左サイドバックに攻撃的な旗手を入れたが、決め切れなかった。前線で起点がつくれなかったし、相手のプレスが良かったので日本の攻撃が単発になった。中央を固める相手に中から攻めることが多かったり、相手守備ラインの裏を狙う場面も少なかった。ボールを回すリズムが良くない時間帯があり、日本の良さも出ていなかった。

 だが、一発勝負の難しさを経験したことは次につながる。中2日でスペインと対戦するが、まずはしっかりとコンディションを整えること。大会前に壮行試合で対戦していていい感触を得ていることはプラスだ。この試合の課題を修正し、ここまで積み重ねてきたことを出せれば十分に戦える。一体感もあり、雰囲気もいいだけに、勝機はあると思う。(元日本代表DF)

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