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ロンドン五輪銀メダル・なでしこ鮫島 アスリート解説から選手たち応援「次に向けて頑張ってほしい」

[ 2021年7月21日 21:55 ]

東京五輪 女子サッカー1次リーグE組   日本1―1カナダ ( 2021年7月21日    札幌ド )

鮫島彩
Photo By スポニチ

 女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」は21日、東京五輪1次リーグE組初戦(札幌ド)で女子カナダ代表と対戦。試合を中継するTBSのアスリート解説を12年ロンドン五輪銀メダルメンバーの鮫島彩(34)が務めた。

 鮫島は試合前に東京のスタジオから「初戦の重要性というのは今まで経験の中で強く意識しているので、試合の入りは緊張感などで固さが出てしまうと思うんですけど、その緊張感を試合の良い入りにつなげてスタートから高い集中力で臨んでほしい」と話していた。注目選手にはキャプテンのDF熊谷紗希(30=Bミュンヘン)を挙げた。

 前半6分に女子日本代表が女子カナダ代表に先制点を許すとTBS オリンピック公式ツイッターアカウントからリアルタイムツイートで「想像以上に早い失点でしたが、まだ時間はたっぷりあるので攻め急ぐ必要はないです。CBの南選手と熊谷選手はセンターを固めてほしいですね」と解説した。

 0―1とリードされて折り返した前半についても「開始早々に失点してしまいましたが、そのあとスピードに慣れてから良いパス回しも出来てますし、あとはシュートまでどうするかだと思います」と振り返り、先制点を決めたカナダのキャプテンでシンクレアについても「開始早々の一瞬の隙だったと思います。これを逃さない嗅覚と勝負強さはさすがだなと思いました」と称えた。

 後半25分ごろにはTBSオリンピック公式ツイッターアカウントから「日本はリスクを負ってでも前線でボールを奪いたいですね。高い位置の守備ができれば、攻撃に繋げられると思います」と指摘。後半39分には2大会ぶり2度目の五輪出場となるFW岩渕真奈(28=アーセナル)が同点ゴール。「岩渕選手のゴールはボールの受け方が素晴らしかったですね。そして時間帯も良いです。カナダも前から来てくれればスペースができるかもしれません。逆転したいですね!」とTBSオリンピック公式ツイッターアカウントからなでしこを応援した。

 試合後に東京のスタジオから「難しい試合だったと思うんですけど、引き分けに持ち込めたのは非常に大きかったと思います。次に向けて頑張ってほしいと思います」と試合全体を総括した。

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2021年7月21日のニュース