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なでしこ・高倉監督 初戦は引き分けで勝ち点1「プラスに捉えて次に進んでいきたい」

[ 2021年7月21日 21:43 ]

東京五輪 女子サッカー1次リーグE組   日本1―1カナダ ( 2021年7月21日    札幌ド )

試合終了後、コーチ陣とグータッチする高倉監督(右)(撮影・西海健太郎)
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 女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」は21日、東京五輪1次リーグE組初戦(札幌ド)で女子カナダ代表と対戦し、1―1の引き分け。1点を追いかける後半8分、VAR判定により得たPKのチャンスをFW田中美南(27=レーバークーゼン)が痛恨の失敗。苦しい展開が続いたがFW岩渕真奈(28=アーセナル)が後半39分に起死回生の同点弾。日本女子史上初の5試合連続ゴールで五輪では2大会連続銅メダルの強豪から勝ち点1を獲得した。

 高倉監督は「初戦なので非常に難しかったです。前半は失点したくなかったんですけど、追いかける形になったので少し苦しくて重い感じもありました。なかなか自分たちのリズムが前半作れなかったので、人の距離を調整しようということで後半に入りました。後半は自分たちのリズムで戦える時間が増えて、何とか粘り強く戦って勝ち点1を取れたことをプラスに捉えて次に進んでいきたいと思います」と試合全体を振り返った。

 同点ゴールを決めた岩渕についても「なかなかチャンスを作れなかった中で、あのチャンスで決めてくれたのは頼もしいです」と起死回生の同点弾を称えた。「まだまだこれからなので、試合を振り返って次の試合をもっといい試合にしたいと思います」と次に向けて意気込み最後に改めて五輪の目標を聞かれると「もちろん一番高い所を目指してやっていきたいです。1試合1試合難しい試合は続きますが、一戦一戦を精いっぱい戦っていきたいです」とコメントした。

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2021年7月21日のニュース