U24日本代表・横内監督代行　“兄弟マッチ”OA枠の3人に期待「違いを見せてほしい」

　東京五輪世代のU―24日本代表を率いる横内昭展監督代行（53）が2日、日本代表との強化試合（3日、札幌ドーム）に向け、オンライン取材に応じた。急転直下で決まった一戦だが、「選手たちもポジティブに捉えている。難しいですけど、全員が試合に向けてコンディションを上げている」と話した。

　この試合から25歳以上のオーバーエージ枠の3人が初めて融合する。「積極的に若い選手をつかまえて話をしたり、コミュニケーションを取ってくれている。グループ分けをしても、3人が自然に分かれるようにやってくれています」と吉田、酒井、遠藤航の様子について明かし、「経験値は他のU―24の選手よりもかなり高いので、それをまずこのチームにしっかり還元してほしい。プレーとしても違いを見せてほしい。それを見せられる3人だと思っている」と期待を寄せた。

　一部選手は東京五輪に向け、1日に新型コロナワクチンを接種。この日の朝の報告では、体調不良を訴える選手はいなかったという。「特別何か変化があったわけではなく、普通にトレーニングをやっていいと聞いている。明日のゲームに関しては大丈夫だと思う」と説明した。