首位を明け渡すも…京都はクラブタイ5試合連続無失点

明治安田生命J2リーグ第16節   京都0―0甲府 （ 2021年5月30日    サンガS ）

　ホームで甲府とスコアレスドローに終わり、わずか1節で首位を新潟に明け渡したが、05年以来16年ぶりにクラブタイ記録5試合連続無失点を達成した。

　後半37分に1対1のピンチを招いたが、絶妙な飛び出しで防いだGK若原は「先制点を与えてはいけないと思っていた。毎試合、何回かピンチはあるだろうと思っているし、良い準備できた」と胸を張り「（記録は）意識していなかった。でも結果が付いてきているのはチームメート皆さんのおかげ」と周囲への感謝を口にした。

　互いに球際で激しく戦い、強度の高い試合を展開。その中で得た勝ち点1は悪くはなかったが、守護神は「決めきることができなかったのは課題」と次節・栃木戦（6月6日）へ向けて、さらなる高みを追求する姿勢を示した。