FC東京、広島猛攻食い止め連敗阻止　長谷川監督前向き「ここからもう一度上位を狙えるように」

明治安田生命J1第17節   FC東京0―0広島 （ 2021年5月30日    味スタ ）

FC東京の長谷川監督（C）F.C.TOKYO
Photo By スポニチ

　FC東京はホームで広島と0―0で引き分け、連敗を阻止した。

　前節の清水戦では0―3で敗れ、踏みとどまれるかどうかの重要な一戦。シュート数は3対14と圧倒され、多くの時間でボール保持を許したが、最後まで粘り強くプレーを続けた。長谷川健太監督（55）は「立ち上がり15分くらいは広島の勢いに押されたが、そこを受け止めたあとは少しずつ自分たちの時間を作れるようになった」とし、「勝ち点1はポジティブに捉えていきたい」と話した。

　また、指揮官は「思うようには勝ち点を積み上げられなかった。、難しい戦いを強いられることが多かったが、自チームを見直す機会も作れた」と5月までのリーグ戦を総括したうえで「戦いの土台はここ数試合でできた。あとはここからもう一度上位を狙えるように、チームの攻撃力をさらに上げていく作業をしたい」と意気込んだ。