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来季独1部ウニオンへ移籍の日本代表MF原口元気「今が一番いい時期、リベンジしたい!」 

[ 2021年5月30日 13:17 ]

<サッカー 日本代表練習>ボールまわしに汗を流す原口(撮影・西海健太郎)
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 来季からウニオン・ベルリンへの移籍が決定したドイツ2部ハノーバーの日本代表MF原口元気(30)が30日、オンライン取材に応じ、ドイツ1部の舞台での「リベンジ」を誓った。今季はチームこそ1部復帰を逃したが、原口自身は全34試合に先発し、9得点7アシストとチームをけん引した。“個人昇格”する新天地では、3季ぶりにドイツ1部でプレーする。

 「個人的には結果が出たシーズン。ゴール前での感覚は取り戻せて来た。代表でもそのシーンを出せたらいいし、その感覚を持って次のチームに行きたい。これまでブンデス(ドイツ1部)で120試合近く試合に出てるんですが、1度も満足したシーズンはない。今、自分自身の中では一番いい時期だと思う。もう1度、ブンデスでどれだけリベンジ出来るか、僕のベストなポテンシャルをフルに発揮してみたい」。

 進化が続く30歳。日本代表でも中盤では最年長となった。28日W杯予選ミャンマー戦は後半17分から途中出場。4―2―3―1に加え、4―1―4―1布陣にもトライしながら10―0の圧勝となった。「3バックも含めて何個かオプションがあるのは相手に合わせられるし、強い相手に対しても変化を加えられる。今後、細かな部分が勝敗を分ける試合が増える。際どい試合になった時に大事な所だと思う」。

 大勝が続くW杯アジア2次予選。チームとしての成長が見えにくい部分もあるが「右肩上がりに成長はできていると思う。最近、強い相手に力試しは出来てないですけどアジア相手に対しても、今出来ることは出来ていると思っていて、1点取ってもすぐにプレッシャーをかけて2点目、3点目を取りに行くこととか、最終予選を見据えても僕らが主導権握る試合は増えると思うので、その中でどう相手を崩していくか、バリエーションは増えてきていると思う」と話していた。

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2021年5月30日のニュース