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欧州CL制覇のチェルシーを地元メディアが称賛 マンチェスターCのグアルディオラ采配は疑問視

[ 2021年5月30日 20:13 ]

欧州チャンピオンズリーグ決勝   チェルシー1―0マンチェスター・シティー ( 2021年5月29日    ポルトガル・ポルト )

優勝トロフィーにキスをするチェルシーのトゥヘル監督(AP)
Photo By AP

 プレミアリーグ王者マンチェスターCとのイングランド勢対決を制し、9季ぶり2度目の欧州制覇を達成したチェルシーとトーマス・トゥヘル監督(47)を英紙が称賛した。

 デーリー・テレグラフ紙は「就任からわずか4カ月で欧州の頂点に導いた」とし、1月にフランク・ランパード前監督(42)から職を引き継いだばかりのトゥヘル監督の手腕を称賛。「チェルシーは機動性が高く、プレスをハードに仕掛けることができ、順応性も高い」と指揮官がチームを進化させたと伝えた。

 タイムズ紙は「トゥヘル監督は天才的なポジショニングの良さと破壊的なカウンターアタックで、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスターCを打ち負かした」と報道。「サプライズのヒーローは決勝ゴールを決めたカイ・ハーバーツだった。移籍金7100万ポンド(約111億円)の価値を示すのに最高の舞台を選んだ」とし、昨夏の移籍期間で加入した21歳のドイツ代表を称えた。

 敗れたマンチェスターCについては、デーリー・テレグラフ紙が「先発メンバーの選考で疑問があった。守備的MFにレギュラーのフェルナンジーニョもロドリも起用しなかった」とし、レギュラー陣の代わりに攻撃的なMFイルカイ・ギュンドアンを起用した采配を疑問視。不可解な采配は4バックから3バックに急きょ切り替えて敗れた昨季準決勝リヨン戦から2季連続と報じた。

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