神戸・フェルマーレン　欧州選手権の目標は「優勝」　鳥栖戦後にベルギー代表に合流

神戸のベルギー代表DFフェルマーレン
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　神戸のベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン（35）が、6月に開幕する欧州選手権での目標として「優勝」を掲げた。

　30日の鳥栖戦（ノエスタ）を前に、29日の練習後にオンラインで取材対応。この一戦を最後にベルギー代表に合流するセンターバックは、1年延期された中でようやく開催される大会への思いを語った。

　「もちろん勝ちたい。このトーナメントで優勝したい思いは、どのチームも持っていて、どのチームにもチャンスがある。そういう意味では難しい大会になるけど、自分たちの力を発揮できれば勝てるんじゃないかなと思うし、勝ちたいという目標がある」

　現在、FIFAランク1位のベルギーだが、過去の最高成績は80年の準優勝。史上初の欧州制覇を狙いを定める中、グループリーグではデンマーク、フィンランド、ロシアと対戦する。

　「自分の年齢で考えたら、このユーロが次のキャリアへのステップアップになるということではないが、大会に参加できることは本当に素晴らしいこと。誇りを持って、この大会に参加したい」

　35歳ながら、イニエスタらとともに日本で存在感を示すフェルマーレン。鳥栖戦でも結果を残し、Jリーガーとして欧州一を決める大会に臨む。