森保監督「緩めるな」格下相手の大量点に満足「高いところ目指している」

カタールW杯アジア予選F組   日本10ー０ミャンマー （ 2021年5月28日    フクアリ ）

＜日本・ミャンマー＞選手に指示を出す森保監督（撮影・篠原岳夫）
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　森保監督は完膚なきまでに相手を叩きのめした。3月のモンゴル戦（14―0）に続き、W杯予選で2戦連続2桁得点は史上初。格下相手にどんなに得点を重ねても「緩めるなーっ」の声が無観客の会場に響いた。今回はオール欧州組の編成で、4―2―3―1と4―1―4―1布陣を使い分けながらDF陣も6戦連続無失点。2試合を残しての2次予選突破となった。

　「どんな相手でもやりたいことをやらせず勝つのは簡単でない。目の前に全力を尽くしながら選手たちがもっと高いところを目指してやってるよ、というのを見せてくれたことがうれしい」とメンタル面の成長も感じた。6月の4試合は五輪世代とOA枠3選手が離れる。9月に開幕予定のW杯最終予選に向けて、さらなる「底上げ」を図る。